2011年7月14日木曜日

住友林業社長市川晃氏―スマートハウス仕様統一に安堵

 ▽…「これで普及にはずみがつく」。住友林業の市川晃社長は13日、東芝やKDDIなど10社が次世代省エネ住宅「スマートハウス」を制御する仕組みの統一化で連携したことに安堵の表情を浮かべた。住宅メーカーはスマートハウス分野で異なる電機メーカーと提携。仕様が乱立すれば普及の障害になるためだ。
 ▽…住友林業は東芝から家庭内のエネルギー使用量を適切に管理する機器を調達し、蓄電池を搭載したスマートハウスの先駆け商品を今年度内に投入する予定。製造時の二酸化炭素(CO2)排出量が少ない木造住宅は「スマートハウスにうってつけ」とみており、10社と手を携えるつもりで普及に力を注ぐ構えだ。

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